良い家を安く建てたい方に見て頂きたい記事。私が実践した注文住宅を安く建てる裏ワザ!【施主支給やDIYのオススメ5選】
- オススメ1 :カーテンはニトリと相見積もりを!【24万円カット】
- オススメ2 :エアコンは価格.comとの合わせ技で設置工事費込みの家電量販店に依頼!【11万円カット】
- オススメ3 :ウッドデッキはDIYで、楽しみながら半額に!【38万円カット】
- オススメ4 :機能門柱などプロの手が必要な外構工事はエクスショップを利用!【6万円カット】
- オススメ5 :シンボルツリーなどの植栽はネットショップや近所の造園で!【13万円カット】
- 番外編 :コストカット効果の少なかった照明工事の相見積もり
- まとめ
この記事は、私が注文住宅を建てる際に実際に行ったコストカット方法の中で、ハウスメーカー選定後に特に効果を実感出来た施主支給やDIYのオススメを5つ選んでご紹介していきます。(ハウスメーカーに値引きをして頂いた話はまた別の記事で書かせて頂きますので、そちらもご覧いただけると嬉しいです。)
※記事作成時点では一部購入前の商品もあります。購入時に金額や内容に変更が生じた場合は記事を更新させて頂きます。
今回の記事では、品質のランクを落とさずに費用を抑える方法をピックアップしていますので注文住宅を検討されている方、金額を抑えたい方のお役に立てれば幸いです。
オススメ1 :カーテンはニトリと相見積もりを!【24万円カット】
新築の住宅には新たにカーテンレールやカーテンを取り付ける必要がありますが、注文住宅の本体工事や付帯工事には通常含まれておらず、『建築外別途費用』の様にオプション的な要素になっているかと思います。
私は住宅を建てるまではマンションや戸建ての賃貸住宅に住んでいたのでカーテンレールは最初から付いていて当たり前だと思っていました。
カーテンも一般的なサイズの既製品を2〜4セット購入すれば新居でも事足りていましたが新築戸建てとなるとそうはいきません。
部屋数や窓数に応じてカーテンレールの設置作業も必要になります。
▽私のコストカット体験談
①契約前の初期段階にハウスメーカーから提示されていたカーテン関連費用の概算
見積もり額 :40万円
②工事契約直前、建築計画の内容を反映して精緻化した見積もり
見積もり額 :61万円
※ハウスメーカーの営業担当者から「カーテンが安いと言われているニトリと金額はほとんど変わらないはずです」と説明されましたが、私は1万円でも安くしたかったので、念の為ニトリでも見積もりを取ってみました。
③建築図面を持ってニトリで見積もりを依頼しました。
見積もり額 :37万円
結果 :61万円 → 37万円(−24万円)
ハウスメーカーの提案とほぼ同じ水準の仕様で24万円のコストカットになりました。
営業担当にニトリの方が全然安いですよ!と見積額を伝えたところ、ハウスメーカーがニトリの金額に合わせて再提案してくれたのでそのままハウスメーカーに依頼することにしました。
ちなみに、カーテンレール設置に関してはカーテンレールの材料をホームセンター等で購入して自分で取り付けることが出来れば最も安く済みますが、DIYに慣れている方でなければプロに任せる事が賢明です。
間違った場所に穴空けをして後悔しない事をオススメします。
オススメ2 :エアコンは価格.comとの合わせ技で設置工事費込みの家電量販店に依頼!【11万円カット】
エアコンもカーテン同様に新築の住宅には新たに取り付ける必要があります。
エアコンの設置工事も素人には難しい作業です。
こちらも専門業者などのプロに依頼するべき項目です。
▽私のコストカット体験談
エアコンプランの要件: LDKに18畳用エアコン2台(自動洗浄機能,省エネ重視)
①エアコンプランの具体的な精査は間取り計画が固まる頃に行いました。
ハウスメーカーから提案された見積もり :45万円
「室内機&室外機19万円+配管工事3.5万円」×2台
②ハウスメーカーのエアコンプランと同水準のエアコンを家電量販店で相談。
家電量販店から提案された見積もり :34万円
「室内機&室外機17万円・基本設置工事無料」×2台
結果 :45万円 → 34万円(−11万円)
ハウスメーカーの提案とほぼ同水準の使用で11万円のコストカットが実現できました。
※家電量販店で相談する際の重要なポイント
エアコンに限らず殆どの家電に共通して言えることですが、店舗に行く前に事前に価格.comで目ぼしい機種の金額を確認してから家電量販店で相談するようにしてください。最大限の値下げを効率的に行って貰えます。
【隠蔽配管の話】
ちなみに我が家の場合、ハウスメーカーから提案されたエアコンプランでは配管工事が全て隠蔽配管になっていましたが、設置場所を工夫すれば隠蔽配管にする必要は無く通常の配管工事にする事が可能でした。それだけでもエアコン1台あたりの配管工事料金2.5万円のコストカットになりました。
隠蔽配管はエアコンの不調による点検が必要な場合等に余計なお金が掛かる事もありますので、隠蔽配管でしか設置できない場所や外壁の見た目を気にする時以外は通常の配管工事がオススメです。
オススメ3 :ウッドデッキはDIYで、楽しみながら半額に!【38万円カット】
ウッドデッキの工事方法は大きく分けて以下の3パターンになるかと思います。
▽私のコストカット体験談
要件:約D1,800 × W7,200のウッドデッキ(リクシルの樹ら楽ステージ 木彫り)
A ハウスメーカーに依頼(外構業者5社からの相見積の結果)
見積額 :75万円
B エクスショップに工事をセットで依頼
見積額 :49万円
C 楽天市場やアマゾンなどのネットショプに商品と束石などの周辺部材を依頼+DIY(近場のホームセンターで工具のレンタルなど)
見積額 :37万円
結果 :75万円 → 37万円(−38万円)
ハウスメーカーに依頼するよりも38万円のコストカットに成功!約半額になりました。
自分で工事を行うのが不安な方や、DIYの時間が取れない方。プロ並みの綺麗な仕上げにしたい方はエクスショップに工事をセットで依頼するのがオススメです。
エクスショップを利用するとwebサイトから簡単に工事費込みの目安となる金額が直ぐに分かるので使い勝手も良くて安心です。
私は休日に時間を見つけて少しずつ庭造りを楽しみたかったのでウッドデッキについても、商品や束石などの周辺材料を安く購入出来るネットショップで注文して工具などは近くのホームセンターで手配する事にしました。
我が家の ウッドデッキ設置場所の地面は土の状態なので水平を取る事が難しいですが、自分たちが使うだけなのでそれなりの出来であれば良いかと個人的には思っています。
実際のDIY作業についてはまた別の記事で書かせて頂きます。
オススメ4 :機能門柱などプロの手が必要な外構工事はエクスショップを利用!【6万円カット】
土地の形状や生活スタイルによって必要となる外構工事の内容は異なりますが、(ウッドデッキでも紹介した)エクスショップを利用する事でハウスメーカーに依頼するよりも安く施工することが出来ます。
ここで1つ注意して頂きたいのですが、外溝工事の中でも建物本体との関係性が強い箇所やハウスメーカーの責任範囲に含めたい工事はハウスメーカーに依頼した方が良いです。
我が家では建物本体との関係性が強く且つ安全性が重要な箇所である擁壁や階段工事はハウスメーカーに依頼しました。
結果的に、ハウスメーカーの責任範囲で工事が監督されている安心感が持てましたし、外溝工事で作業に遅れが生じましたが内装など他の工事に増員をして計画に間に合う様に対応をして頂けた事がありました。
▽私のコストカット体験談(工事費込み価格)
①機能門柱
ハウスメーカー :14万円
エクスショップ :13万円
②擁壁上のフェンス
ハウスメーカー :15万円
エクスショップ :12万円
③階段の手すり
ハウスメーカー :16万円
エクスショップ :14万円
結果 :45万円 → 39万円(−6万円)
外溝工事1つずつの項目で見ると金額のインパクトは小さいですが、機能門柱・フェンス・階段の手すりの3項目で6万円のコストカットになりました。
金額は重要ですが金額面だけでなく、エクスショップを利用する事で商品の選択肢が広がるのでお好みのエクステリアが見つかる可能性もるので一度サイトを覗いてみては如何でしょうか。
オススメ5 :シンボルツリーなどの植栽はネットショップや近所の造園で!【13万円カット】
玄関や庭などに植える植栽次第で家の雰囲気も大きく変わりますよね。
シンボルツリーを含め、植栽は自分の好きな木を植えて楽しみたいものですが、植物毎の耐性もあるので自宅に合うのかプロも意見を取り入れて選択するようにしてください。
▽私のコストカット体験談
①西側 玄関周りの植栽 オリーブ×2・ココスヤシ
ハウスメーカー :10万円
ネットショップ :7万円
②北側 和室から見える庭 イロハモミジ・黒松×10・黒竹×2
ハウスメーカー :6万円
ネットショップ :4万円
②南側 庭&目隠し コニファー×20・フェイジョア×2・姫高麗芝
ハウスメーカー :24万円
ネットショップ :16万円
結果 :40万円 → 27万円(−13万円)
ハウスメーカーに依頼せずに、口コミの良いネットショップで購入するだけで13万円の差額が出ました。
植栽は生き物ですので、同じ商品・同じ価格でも1本1本違いがあります。
可能であれば近所の造園屋さん等に実際に出向いて自分の目で選ぶことをオススメします。
育て方のアドバイスを頂けたり気軽に相談が出来るお店が近くにあると安心ですよね。
もし、ご近所に無くてもネットショップで相談するのも良いと思います。
私が選択したネットショップ。
私の主観ですが植栽関係はAmazonよりも楽天市場が見やすかったです。
・ぐりーんぐりーん :オリーブ/イロハモミジ/フェイジョア
・千草園芸 :ココスヤシ
・花と緑 :黒松/黒竹
・ファインガーデン :コニファー ウィタッチブルー
・ソラ :姫高麗芝
番外編 :コストカット効果の少なかった照明工事の相見積もり
施主支給に付いて調べていると照明工事についての記事も出ておりますが私の場合、照明に関してはコストカットの効果が少なかったです。
実際に、ハウスメーカーから提案された照明プランの型番を1つずつアマゾンや楽天で検索して総額を比較しました。
▽私の体験談
Aハウスメーカーの照明工事(照明代金+工事代金)
見積額 :37万円
Bアマゾンと楽天で最安値を集めた照明代金+ダウンライト設置工事
見積額 :36万円
結果 :37万円 → 36万円(−1万円)
金額差は1万円でした。
自分で設置をしようかと考えたのですが、ホームセンター等で脚立をレンタルしてきて全ての部屋の設置を行う手間と、ダウンライトは一体型を選択していたのでどちらにしろ業者に工事を依頼する必要があった為、ハウスメーカーに依頼することにしました。
施主支給で相談される頻度が高い項目であり型番をインターネットで検索すれば直ぐに価格が出てくる為、最近はハウスメーカーも大幅に値下げをして提示している様です。
ハウスメーカーによって金額算出の仕方は異なると思いますので、比較検討した上で判断されるのが良いかと思います。
まとめ
我が家の場合、この記事に書いた5つの項目で266万円を174万円まで下げることが出来ました。
92万円のコストカットを実現したお陰で、内装のオプションを追加したり家具家電の購入に予算を回すことが出来ました。
住宅建築やリフォームを検討されている方は、コストカットをしても良いポイントを見極めた上で積極的に予算の最適化をする事でより一層の満足を得られると思います。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。